
こんにちは、リグホームの三浦です。
8月、いよいよ夏本番。花火、海、夏祭り…楽しいイベントが目白押しですが、一方で気温は年間で最も高くなり、住まいの暑さ対策が欠かせない季節でもあります。
特に“窓”は、熱や光、風の出入り口。快適な住まいづくりには、窓の選び方・配置の工夫がとても重要になります。
今回は、8月ならではの暮らしと、快適性を支える「窓の種類と特徴」について、建築のプロ目線で解説していきます。
✅暑いけど楽しい8月──“夏休み”がくれる特別な時間

「暑すぎる!」「毎年こんなに暑かった?」
そんな声が聞こえてくる8月。でも、同時に「夏休み」という特別な空気が家族の時間を包み込みます。
■8月の主なイベント
- ・花火大会、夏祭り、高校野球
- ・帰省や旅行など、お盆休みの移動
- ・鈴虫の音色が聴こえ始める(お盆過ぎ頃)
冷たいかき氷に、夜空の大輪。家族旅行に、プール開放…。
子どもたちは宿題に追われ、大人たちは仕事と家族サービスに奔走。それでもやっぱり、8月はどこかワクワクする月です。
「8月といえば?」というアンケートで“夏休み”が圧倒的1位になるのも納得ですね。
✅窓は“暑さ・光・風”と暮らしをつなぐ住まいの要

真夏の暑さ対策と密接に関わるのが、実は「窓」。
日差しを遮る、風を通す、熱を逃がさない…そんな住まいの快適性は、窓の選び方ひとつで大きく変わります。
ここでは代表的な“窓の種類と特徴”を建築視点で解説します。
■開閉スタイル別の代表例
- ●引き違い窓:最も一般的。大開口にも対応しやすく、掃き出し窓にも採用されます。
- ●滑り出し窓:風向きをコントロールしやすく、採風・防犯にも優れる。
- ●上げ下げ窓(ダブルハング):省スペースで開閉でき、輸入住宅に多く採用。
- ●ルーバー窓(ジャロジー):洗面室やキッチンに。通気性抜群だが断熱性は要注意。
- ●フィックス窓:開閉しない“はめ殺し”タイプ。採光・外観デザイン重視の空間に。
■設置場所・目的別の種類
- ●天窓(トップライト):採光力は通常窓の約3倍。吹き抜け空間に最適。
- ●地窓:床面近くに設けることで、柔らかな光と外気を取り込む工夫。
- ●ハイサイドライト:天井近くに設置し、プライバシーを確保しつつ採光。
- ●コーナー窓:視界の抜け感と開放感を演出。デザイン性も◎
- ●テラス窓/大開口窓:屋外との一体感を生む、暮らしの幅を広げる窓。
■防犯・断熱・メンテナンス視点からの工夫
・面格子やシャッター付き窓で防犯性UP
・複層ガラスやLow-Eガラスで断熱性能UP
・電動開閉やお掃除ラクラク窓も人気
最近は「外観デザイン」「操作性」「掃除のしやすさ」まで多様に進化。窓は“インテリアの一部”としても選ばれる時代です。
✅LIGhomeの考え方と窓の提案実例
リグホームでは、間取り提案と同時に「その家に最適な窓の種類と配置」を一緒に設計しています。
たとえば…
- ■吹き抜け上部には“電動高所窓”+“光の演出窓”を併設
- ■リビングとデッキをつなぐ“全開口窓”で季節の空気を楽しむ
- ■家事動線上の洗面室には“ルーバー窓”で風通し重視
- ■寝室は“ハイサイドライト”+“遮光機能付きカーテン”で快眠設計
「窓」は単なる開口部ではありません。
光と風、そして家族の時間を取り込む“暮らしの装置”なのです。
✅まとめ|夏を楽しみつつ、快適な住まいづくりを
- ■8月は“暑さ”と“楽しさ”が共存する特別な季節
- ■真夏の快適さを支えるのは“窓選びと配置”
- ■窓には開閉方法・設置位置・目的別に多彩な種類あり
- ■LIGhomeではデザイン+性能+生活動線をトータル設計
「ただの引き違い窓でいいと思ってたけど、こんなに違いがあるんですね」
そんな声を多くいただきます。
今の家が“夏の熱気をため込んでいる”なら、窓の見直しが鍵かもしれません。
気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談くださいね。
