【小牧市・春日井市・北名古屋】カビ・ジメジメに後悔しない!24時間換気の落とし穴と正しい選び方

こんにちは、リグホームの山村です。

5月も後半に入り、そろそろ梅雨入りが気になる時期ですね。
この時期、私たちがよくご相談をいただくのが、「室内干しが乾かない」「カビが気になる」「空気がジメジメする」といった湿気と換気に関するお悩みです。

実はこうした悩み、多くが換気の仕組みや設計に原因があることをご存知でしょうか?

高気密・高断熱が当たり前になった現代の家では、空気の流れをしっかり設計しないと、湿気やニオイがこもり、快適な暮らしを損なってしまいます。

今回は、梅雨前の今こそ見直しておきたい「24時間換気システム」の選び方と、LIGhomeの考える“空気まで設計する家づくり”について、わかりやすく解説します。

✅「室内干しが乾かない…」「カビが心配…」その原因、換気にあるかもしれません

梅雨の時期になると、日当たりの良い部屋でも洗濯物が乾きにくくなったり、壁紙のすき間やクローゼットの中にカビが発生したりと、湿気による悩みが一気に増えてきます。

この原因の多くは、実は「換気の設計」にあります。

2003年から新築住宅には「24時間換気システム」の設置が義務化されていますが、その仕様や設計の考え方は千差万別です。
中には「とりあえず標準でついていればOK」と安易に考えてしまい、後から湿気・結露・カビに悩むケースも珍しくありません。

特に小牧市・春日井市・北名古屋市といった内陸性気候のエリアでは、夏は湿度が非常に高く、気温差も激しいため、空気がこもりやすい傾向があります。

■ 室内干しの洗濯物が半日経っても乾かない
■ クローゼットや靴箱がカビっぽくなる
■ お風呂や脱衣所の空気が重く、ニオイが残りやすい
■ 床下や壁内の湿気が構造にダメージを与える

こうしたリスクは、実は家の性能(断熱・気密)と換気の“相性”によって大きく左右されるのです。

✅換気システム、どれを選ぶかで「快適さ」が変わります

住宅で採用される24時間換気システムは、大きく分けて2種類あります。

✅第一種換気(給気・排気ともに機械制御)
・熱交換型で室温を保ったまま換気可能
・外気の湿気や汚れをしっかり除去できるフィルター付き
・室内干しや花粉・PM2.5対策にも最適
・初期費用・メンテ費は高めだが、性能が安定

✅ 第三種換気(給気は自然、排気のみ機械)
・導入コストが安く、シンプルな設計
・外気がそのまま入るため、梅雨時は湿気が逆流することも
・気密性の高い住宅では性能を発揮しづらい場合がある
・結露やカビのリスクが高くなりがち

実際には「第三種で十分ですよ」と説明されることもありますが、湿気対策や室内干しを重視する暮らし方では、第一種換気のほうが圧倒的に適しています。

たとえば、

■ 共働きで昼間は窓を開けられない
■ 室内干しが多く、浴室乾燥機を併用したい
■ ペットを飼っていて、ニオイが気になる
■ クローゼットや寝室など、湿気がこもりやすい空間がある

こうしたご家庭では、空気の流れをコントロールできる第一種換気の導入を検討する価値は大いにあります。

✅LIGhomeの提案|“空気の流れ”まで考える家づくり
私たちLIGhomeでは、換気を単なる設備とは考えていません。
「どんな暮らしをされるか」によって、最適な換気計画は異なります。

たとえば、以下のようなヒアリングを行ったうえで、ご家族に合った換気方式を設計しています。

■ 洗濯物は外干しか?室内干しが多いか?
■ ペットを飼っているか?換毛期のニオイ対策が必要か?
■ 花粉症やアレルギー体質の方がいるか?
■ 家族構成(赤ちゃん・高齢者など)と生活リズム
■ クローゼットや収納の通気性が気になるか?
■ 将来、在宅ワークや介護が増える可能性があるか?

たとえば、梅雨〜夏にかけてよくご提案するのは以下のようなパターンです。

■ 自動湿度センサー付き換気扇で、浴室・脱衣所の湿気を自動排出
■ 吹き抜けや階段ホールに排気ポイントを設置し、上下温度差の調整
■ クローゼットやパントリーに「空気が通り抜ける仕掛け」を設計
■ 高性能フィルター付き第一種換気で、花粉・カビ胞子の侵入をブロック

こうした“空気の設計”は、暮らしてから後悔しないための必須ポイントです。
実際に家を建てた後では変更が難しいため、設計段階でいかに暮らし方をイメージできるかが成功のカギとなります。

✅まとめ|梅雨前の今だからこそ見直したい「空気の計画」

■ 梅雨・夏前は「湿気・カビ・洗濯トラブル」が急増する季節
■ 換気不足は空気のよどみ・結露・ニオイ・建材の劣化につながる
■ 第三種換気では対応しきれない家庭もあり、第一種換気の検討が必要
■ LIGhomeでは、家族構成・生活リズム・設備計画まで踏まえて“空気の流れ”を提案
■ 梅雨前の今だからこそ、「空気の見直し」は家づくり成功の第一歩です

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