
こんにちは、リグホームの山村です。
「玄関を広くしてもらったのに、毎朝ぶつかるし、ごちゃごちゃしてて…」
「子どもが2人になったら、さらに大変になりそうで不安です」
これは実際に、春日井市で建築されたお客様が口にされた言葉です。
小牧市・春日井市・北名古屋市エリアでは、共働きで子育て中のご家庭が増えています。そうした暮らしの中で、“玄関の設計ミス”が、想像以上に生活の質を下げる要因になっているのです。
今回は「広さがあるのに住みにくい玄関」の特徴と、後悔しないための設計視点を6つに分けて、実例とともにお伝えします。
✅家族でぶつかる!「玄関渋滞」が起きる設計とは?
朝の支度時、こんな光景はありませんか?
- お兄ちゃんが靴を履いてる横で、妹がランドセルを探してる
- ママが「早くして!」と焦り、パパが「ちょっとそこどいて」と横入り
- その横で玄関収納の扉が開いて、さらに動線がふさがる
北名古屋市K様邸では、実際にこうした“玄関渋滞”が毎朝のルーティンになっていました。
広さは十分あっても、「靴を履く位置」「収納の位置」「開閉スペース」など、複数人で動いたときの設計がされていないと、“面積はあっても狭く感じる玄関”になります。
✅「通過点」になりがちな玄関が“生活の詰まり”を生む
「玄関はただ通るだけ」と思われがちですが、実は暮らしの中で非常に大きな役割を担っています。
- 帰宅後、最初に立つ場所
- モノを一時置きする場所
- 家族と出くわす場所
- 来客と自分の暮らしが交わる場所
春日井市のS様は、「帰ってきてホッとするはずの場所なのに、毎日イライラする」とおっしゃっていました。
原因は、収納の配置が“しまいたい時”に合っていなかったことと、視線の抜けがなく玄関が“詰まった印象”になっていたこと。
玄関は、単なる“入口”ではなく、“生活と心の起点”として設計するべき空間なのです。
✅来客と生活動線が交差すると「落ち着かない家」に

「友人を呼びたいけど、玄関が生活感丸出しで…」
「宅配の人が来たとき、洗濯物が見えるのが恥ずかしい」
こうした声もよく聞きます。
これは、来客用と家族用の動線が分かれていないことによるストレスです。
LIGhomeでは、以下のような「2WAY玄関」設計を提案しています:
✅家族用:玄関→シューズクローク→洗面orファミクロ→LDK
✅来客用:玄関→ホール→LDK
この2つを並行して計画することで、「来客時だけ整える玄関」ではなく、“ふだんから整いやすい玄関”を設計できるのです。
✅「回遊動線」があるだけで、暮らしは格段にラクになる

北名古屋市のM様は、「朝の支度がまるで渋滞みたい」と感じていました。
ヒアリングの中でわかったのは、玄関→洗面所→LDKという一方向の動線しかなかったこと。
これでは、1人が止まると全員が詰まる状況が起きてしまいます。
そこで提案したのは、回遊動線。
- 玄関→ファミクロ→洗面所→LDK
- または、玄関→LDK→洗面所→ファミクロ→玄関へ戻る
この構成にしたことで、「支度の流れが止まらない」「どこからでも行き来できる」という安心感が生まれ、「ストレスがなくなった」と感想をいただきました。
✅“今”だけじゃない、「将来の変化」にも備えた玄関設計を
玄関は、ただ使いやすいだけでは足りません。
家族の成長や生活の変化にも、柔軟に対応できる設計が必要です。
■将来に備えた設計例
- ベビーカー → キックボード → 自転車(成長に伴う収納変化)
- 子どもが自分で支度 → 中高生が友人と出入り
- 将来的に介助者が一緒に出入りする可能性も考慮
これらを見越して、玄関に“余白と汎用性”を持たせることが、長く快適な暮らしにつながります。
✅LIGhomeの提案:玄関=“感情動線”もデザインする空間
LIGhomeでは、玄関の設計において以下のような観点を取り入れています:
■空間設計だけでなく「気持ちが整う導線」をつくる
- 朝:出かける準備がスムーズ → 一日が気持ちよくスタート
- 夜:帰宅してホッとできる → 疲れを玄関でリセット
■動線×視線×収納×光のバランス
- 「どこを見るか」「何が見えるか」「何がしまえるか」「自然光がどう入るか」までデザイン
このように、“毎日の小さな動き”と“気持ちの起伏”をセットで整える玄関設計こそ、リグホームがご提案する家づくりの本質です。
✅まとめ|後悔しない玄関設計の6つのポイント■この記事の要点まとめ
■ ① 玄関が広くても、動線設計が悪ければ渋滞が起きる
■ ② 玄関は“暮らしの詰まり”が発生しやすい場所
■ ③ 来客動線と家族動線を分離すると日常も快適になる
■ ④ 回遊動線で“支度の流れ”が止まらない間取りに
■ ⑤ 家族構成の変化に備えた収納設計が必要
■ ⑥ 玄関は「感情の起点」。気持ちが整う空間設計が大切
■読んでくださったあなたへ
もし今、
- 朝、玄関でついイライラしてしまう
- 靴や荷物の置き場所が定まらない
- なんとなく玄関が「落ち着かない」と感じている
そんな風に感じていたら、それは 【暮らしが詰まっているサイン】 かもしれません。
LIGhomeでは、性能・構造・収納だけでなく、暮らし方と感情をデザインする住宅設計をご提案しています。
ご興味があれば、モデルハウスや無料相談会で、ぜひご体感ください。