【室内干し派は必見】サンルーム・ランドリールームの失敗と成功の分かれ道
こんにちは、リグホームの山村です。
共働きの家庭や子育て世代の方から、最近とても増えているのが「室内干しスペースが欲しい」というご要望です。
花粉・黄砂・雨・防犯面など、外干しがしづらい環境が増える中で、サンルームやランドリールームは非常に人気の設備になっています。
しかし、実際に取り入れてみて「思ったより使いづらい」「こんなはずじゃなかった」と後悔するケースも少なくありません。
今回は、注文住宅でよくある"室内干しスペース"の成功例と失敗例をまとめました。
よくある失敗①|風が通らない → 乾かない
せっかくランドリールームを設けたのに「乾きが悪くて結局使ってない」という声も。
■ 窓が少ない・配置が悪い
■ 換気扇がない
■ エアコンが効かない位置にある
などの理由で、湿気がこもりやすく、洗濯物が乾きづらい空間になってしまうことがあります。
✅対策:
■ 必ず「換気+採光+通風」の3点を意識して設計
■ サーキュレーターや除湿機の置き場所も考慮しておく
よくある失敗②|動線が悪い → 面倒で使わなくなる
■ 洗う → 干す → 畳む → しまう
という動線がバラバラになってしまうと、「便利なはずが逆にストレス」ということもあります。
✅対策:
■ 洗濯機のある脱衣所のすぐ近くに「干す場所」を設置
■ その隣にファミリークローゼットがあると"最短動線"に!
ランドリールーム単体で考えるのではなく、洗濯動線の中で最適配置にすることがポイントです。
よくある失敗③|サンルームが"夏の地獄部屋"に...
サンルームは人気設備ですが、断熱・通風を考慮しないと
■ 夏は暑すぎて入れない
■ 結露でカビが生える
■ 乾きすぎてパリパリになる
といった"後悔設備"になることも。
✅対策:
■ 開閉できる窓を必ず2面以上設置
■ 日差し対策に可動ルーバーやシェードを検討
■ 熱がこもる構造にしないよう断熱材の計画を
成功例|こんなランドリールームが「暮らしやすい」
■ 洗濯機の横に室内干しスペースを設置
■ その横に畳める作業カウンター付き
■ そのまましまえる収納 or ファミクロにつながっている
このように、「洗う→干す→畳む→しまう」が一直線で完結できる動線設計が圧倒的に使いやすいです。
まとめ|"便利そう"だけじゃダメ。動線と換気をセットで考えよう!
ランドリールームやサンルームは、便利そうに見えても「乾かない」「暑い」「面倒」となってしまっては意味がありません。
設置場所・広さ・換気・動線をトータルで設計してこそ、本当に使える室内干しスペースになります。
リグホームでは、共働きや子育て中のライフスタイルに合わせた室内干し提案を行っています。
「洗濯動線も含めた設計が知りたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください!
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