【洗面台2つは必要?】朝の混雑・来客・ライフスタイルで考える洗面計画
こんにちは、リグホームの山村です。
注文住宅を検討しているお客様からよくいただくご相談のひとつが、
「洗面台って、2つにした方がいいですか?」
というものです。
朝の時間帯、家族全員の身支度が重なって、洗面所の前で順番待ち...。
特に共働きのご家庭やお子さまのいるご家庭では、「洗面所の混雑」は生活ストレスの原因にもなりかねません。
今回はそんなお悩みに対して、
✅ 洗面台を2つにするべきかどうか
✅ よくある後悔・成功事例
✅ 間取りや費用のポイント
を踏まえながら、注文住宅で後悔しないための洗面計画を解説します。
✅ 洗面台2つが注目される背景
最近では、以下のような理由で「洗面2台設置」のニーズが高まっています。
■ 朝の支度時間が家族で重なる
■ 子どもの成長とともに洗面所の使用時間が増える
■ 感染症対策として共有を避けたい
■ 来客時にプライベートを守りたい
特にコロナ禍以降、「衛生面」と「効率性」を重視したいという声が増えた印象です。
✅ よくあるパターンとそれぞれの特徴
① 横並び設置タイプ(2ボウル式)
同じカウンター内に洗面ボウルを2つ並べるタイプ。
兄弟や夫婦で並んで同時に使えるのが最大のメリットです。
■ メリット:省スペースで見た目もスッキリ/掃除も一括でできる
■ デメリット:横幅が必要(120cm〜180cm)/片側に寄ると水はねしやすい
② 別々の場所に設置(脱衣室+廊下 or 玄関)
用途ごとに使い分けられるスタイルで、生活動線と来客動線を分けたい人に人気です。
■ メリット:家族用と来客用を明確に区別できる/使いたいときに使える
■ デメリット:配管工事・建築費がやや割高に/空間に余裕が必要
✅ リアルな後悔の声「1台で失敗したかも...」
実際に1台のみで建てた方の中には、こんな声もあります。
✅「朝、子どもが2人とも学校準備で洗面所を占領。時間に余裕がなくイライラ...」
✅「来客時にお風呂の脱衣室に案内するのが気まずい」
✅「夫婦で時間差出勤だけど、なぜか洗面所のタイミングがよくかぶる」
✅「1階と2階で使いたいのに、洗面が1カ所しかなくて不便」
このように、設計時には「1台で十分」と思っていても、生活の中で「もう1台あれば...」と感じる場面が意外と多いのです。
✅ 成功事例|暮らしに合った設計で快適に
あるご家族の例では、
■ 1階の脱衣室に通常の洗面
■ 玄関ホール近くにコンパクトな手洗いカウンター(来客・帰宅後手洗い用)
という2台構成を採用。
「朝のラッシュがなくなった」「お客様が来た時も気を使わずに済む」と満足度が高かったそうです。
また、2階にミニ洗面台を設置するケースも増えています。
■ 夜間の歯磨き
■ 洗面とトイレの動線短縮
■ 子ども部屋とセットで設置して将来的にも使いやすく
など、ライフステージに応じた便利さが得られます。
✅ よくある質問(Q&A)
Q. 洗面台を2台設けるとどれくらい費用が増えますか?
A. 設置場所やグレードにもよりますが、おおよそ10〜25万円の追加費用が目安です。
Q. 狭い家でも2台は設置できますか?
A. スペースに余裕がない場合は、「横並び型」や「造作ミニ洗面」で工夫することも可能です。
Q. 水回りが増えるとメンテナンスが面倒じゃない?
A. 配管は増えますが、掃除の手間はそこまで変わりません。
むしろ混雑解消によって日常のストレスが減るという声の方が多いです。
✅ 洗面台2台が向いている家庭の特徴
■ 共働きで朝の支度が同時に発生する
■ 子どもが2人以上いる/受験・部活などで時間がずれる
■ 来客が多い/趣味で外からの出入りが多い
■ 2世帯住宅や親との同居予定がある
こうしたご家庭は2台にするメリットが非常に大きく、将来的な後悔も防ぎやすいです。
✅ 間取り・導線とのセットで考えることが大切
単に「洗面を増やす」だけでなく、
■ 洗う→着替える→しまう の流れがスムーズか?
■ 家族と来客の使い方を分けられるか?
■ 収納や照明と一体で設計されているか?
など、動線設計・収納計画・インテリア性と合わせて考えると、より満足度が高い住まいになります。
✅ リグホームのご提案
リグホームでは、ただ「洗面台を増やす」だけでなく、
✅ ご家族のライフスタイル
✅ 家事・育児の導線
✅ インテリア・コーディネートまで
総合的に考慮した洗面空間をご提案しています。
「本当に2台必要か?」
「配置はどうすれば?」
といった具体的なご相談も、無料で承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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